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  老人の日・老人週間

老人福祉法制定60周年
令和5年「老人の日・老人週間」
みんなで築こう 健康長寿と共生生活

令和5年度「老人の日・老人週間」キャンペーン 
・キャンペーン要綱 (PDF:742KB)

今年は「老人福祉法」が制定されて60周年の節目の年です。
「老人の日・老人週間」は、国民の間で「老人福祉法」では、毎年9月15日を「老人の日」、またこの日から21日までの7日間を「老人週間」と定めており、全国各地で関連する、さまざまな取り組みが行われています。
本キャンペーンでは、すべての高齢者が安心して暮らせるまちづくり、高齢者の社会参加・ボランティア活動の促進、高齢者の人権の尊重等、6つの目標を掲げ、取り組むことを提唱しています。

<6つの目標>
(1)すべての高齢者が安心して自立した生活ができる、保健・福祉のまちづくりを進め、ふれあいの輪を広げよう。
(2)高齢者の知識、経験や能力をいかした、就労・社会参加・ボランティア活動を進めよう。
(3)高齢者の生きがい・健康づくり、介護予防等への取り組みを進めよう。
(4)高齢者の人権を尊重し、認知症高齢者への支援のあり方や介護問題等をみんなで考え、高齢者や介護者を支える取り組みを積極的に進めよう。
(5)高齢社会における家族や地域社会等の役割を理解し、多世代がお互いに協力して安心と活力ある健康長寿社会をつくろう。
(6)減災や防災への取り組みに関心を持ち、日頃から地域でのつながりを築こう。

<キャンペーン期間>
令和5年9月15日(老人の日)から21日までの7日間(老人週間)
※この前後の期間にも運動を展開していくことを提唱いたします。

<主唱>
内閣府 消防庁 厚生労働省 全国社会福祉協議会 全国老人クラブ連合会  長寿社会開発センター 日本医師会 日本歯科医師会 日本薬剤師会  日本看護協会 日本社会福祉士会 日本介護福祉士会

<協賛>
NHK 日本新聞協会 日本民間放送連盟


「老人の日・老人週間」の経緯
〇昭和22年、兵庫県野間谷村(現:多可町)で9月15日に終戦後の高齢者を励まそうと開催された敬老行事がきっかけとなり、昭和25年、兵庫県が9月15日を「としよりの日」とする敬老・福祉の県民運動が開催されました。
〇昭和26年、中央社会福祉協議会(現:全国社会福祉協議会)が全国運動を提唱。9月15日を「としよりの日」、同21日までの1週間を運動週間として、「老人を敬い慰め、励ますとともに、老人福祉に対する国民的理解を促進し、老人自身もまたその立場を自覚し、新しい社会建設に参加する」ことをうたって様々な活動が推進されました。その一つとして、第2回(昭和27年)に「老人クラブづくり」が要綱に掲げられました。
〇昭和38年、老人福祉法が公布。「老人の日」として定められ、昭和41年に「敬老の日」として国民の祝日となりました。その後、平成13年、老人福祉法の改正により9月15日が「老人の日」、同21日までの1週間が「老人週間」と定められました。
*なお、「国民の祝日に関する法律」の快晴により、平成15年から「敬老の日」は9月の第三月曜日となりました。

主唱: 内閣府 消防庁 厚生労働省 全国社会福祉協議会
全国老人クラブ連合会 長寿社会開発センター
日本医師会 日本歯科医師会 日本薬剤師会
日本看護協会 日本社会福祉士会 日本介護福祉士会
   
  「老人の日・老人週間」(老人福祉法第1章第5条)には、
@国民の間に老人の福祉への関心と理解を深める、
A老人が自らの生活の向上に努める意欲を促す、
という二つの目的があります。

 

仲間と集い、高齢者の元気な姿を示そう!
老人クラブは、「老人の日・老人週間」の取り組みとして、 “仲間と集い、高齢者の元気な姿を示そう!”をスローガンに、 「健康」「友愛」「奉仕」の全国三大運動を積極的に展開し、 高齢者の意欲と姿勢を地域に示そうと取り組んでいます。  
 

「としよりの日」運動から「敬老の日」そして「老人の日」へ
9月15日は、老人福祉の記念日(原点)です。

昭和22年 兵庫県野間谷村(現:多可町)で、9月15日に終戦後廃墟のなかで自信を失った高齢者を励まそうと敬老行事が開催される。
昭和25年 兵庫県は9月15日を「としよりの日」に定め、県民運動を展開。
昭和26年 中央社会福祉審議会(現:全国社会福祉協議会)は、「第1回「としよりの日」運動」を実施。(9月15日を「としよりの日」、同21日までの1週間を運動週間として推進。
昭和27年 第2回「としよりの日」運動の行事実施要綱において、「老人クラブづくり」が掲げられる。(運動名称:「としよりの日・としよりの福祉週間」)
昭和38年 老人福祉法公布。「老人の日」が定められる。(運動名称:昭和39年から「老人の日・老人週間」に改称)
昭和41年 「老人の日」が「敬老の日」として国民の祝日となる。(運動名称:「敬老の日・老人福祉週間」に改称。平成5年に「敬老の日・老人保健福祉週間」に改称)
平成13年 老人福祉法改正。9月15日が「老人の日」、同21日までの1週間が「老人週間」に制定される。(14年施行)*老人クラブにおいて、「老人の日・老人週間」の制定を記念して、推進要綱を策定して全国運動を開始。
平成15年 国民祝日法の改正により、「敬老の日」が9月の第3月曜日となる。
   
昭和27年(1952年)
昭和40年(1965年)
昭和41年(1966年)
     
平成5年(1993年) 平成12年(2000年) 平成14年(2002年)
     
資料提供:全国社会福祉協議会

地域社会に感謝して、9月20日は全国一斉「社会奉仕の日」

老人クラブでは、昭和31年より老人週間を契機に地域 社会に対する感謝と高齢者の活力を示す全国一斉「社会 奉仕の日」に取り組んでいます。
この運動は、昭和59年に神奈川県、横浜市、川崎市老連 が「敬老の日」に感謝する取り組みとして行った一斉奉 仕活動が各地に波及し、全国運動につながったものです。
現在は、“きれいな地球を子どもたちへ”をスローガンに、 「花のあるまち、ゴミのないまち」を目指した美化活動、 環境活動に取り組んでいます。

宮崎県椎葉村老連

老人クラブ「老人の日・老人週間」推進要綱